両備システムズ、kintone 連携プラグインBok⁺(Bridge over for kintone 拡張版)の提供を開始~新たに9つの便利機能を実装し、全12機能で業務改善に貢献~
株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市北区、代表取締役社長 松田敏之、以下 当社)は、サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 青野慶久、以下 サイボウズ)が提供する「kintone」で作成した業務アプリと連携可能なプラグイン Bridge over for kintone(以下:Bok)の機能を拡張し、あらたに9つの新機能を実装して、全12機能となった Bok⁺(Bridge over for kintone 拡張版)の提供を2025年10月15日より開始します。 無料のトライアル利用も可能で、導入前に操作感や機能をお試しいただけます。
無料トライアルのお申込みはこちら:https://service.ryobi.co.jp/other/r-cloud/

背景
既存のBokは2020年2月の提供開始以来、多くのご支援をいただき、ご利用ライセンス数は15,000(2025年7月時点)を突破。多くのお客様にご支持をいただいております。お客様の声とフィードバックを反映して機能の拡充を行い、新たに「Bok+」としてご提供いたします。
Bok⁺の機能詳細について
「Bok+」は、既存のBokにてご好評いただいている帳票出力や、データバックアップ、無害化機能はそのままに、kintoneをより便利に使える9つの追加機能をまとめてご利用いただけるプラグインセットです。 業務に合わせてkintoneアプリを作成する際に便利な追加機能を、自らプログラムする必要なく、プラグインとしてシンプルにお使いいただけます。検索フォームや、集計機能、動的なフォーム非表示や、高度なカレンダー機能など、より便利にkintoneを活用する機能をご利用いただけます。
また「Bok+」は既存の「Bok」同様、民間企業のお客様をはじめ、官公庁のお客様にご利用いただけます。自治体専用の総合行政ネットワーク(以下:LGWAN)接続環境においても、当社が提供する 「R-Cloud Proxy for kintone」 を通じて、kintoneの利用が可能です。
資料ダウンロードはこちら: https://go.cs.ryobi.co.jp/l/540692/2025-04-14/2yfmth

Bok⁺の機能
追加した新機能
① 集計機能
数値フィールドの値を集計して一覧画面に表示することができる機能です。手動でのデータ集計にかかる手間と時間を大幅に削減し、リアルタイムでビジネスの状況を把握できるようになります。
② 採番機能
独自のルールでデータに一意の番号を付与できる機能です。手動での番号管理で発生しがちな重複や誤入力をなくし、データの一貫性と正確性を向上します。
※ご利用の際は、「採番管理アプリ」と組み合わせて使用します。
③ 検索機能
アプリ内のフィールドを対象とした検索ボックスをレコード一覧画面に複数設置することができる機能です。例えば「会社名」「担当者名」「部署名」といった、特定のフィールドに特化した検索ボックスをそれぞれ配置することで、必要な情報をより素早く、ピンポイントで探し出すことが可能になります。
④ 和暦変換
和暦と西暦を相互変換することができる機能です。ビジネスシーンでの書類作成や公的な文書に記載されている和暦の日付を西暦に変換したい場合などに便利です。
⑤ タブ機能
指定したフィールドをタブに集約することができる機能です。情報量の多いレコード画面でも、関連するフィールドをグループ化することで、必要な情報に素早くアクセスできるようになります。
⑥ box機能
kintoneのレコード内に複数のスペースを用意し、それぞれに異なるboxの画面を表示することができる機能です。これにより、kintoneの画⾯から直接boxに保存されている⼤容量のファイルを操作(アップロード・ダウンロード・削除・共有など)できるようになります。
※LGWAN環境ではご利用いただけません。インターネット環境のみでご利用いただけます。別途boxのご契約が必要です。
⑦ カレンダー
レコードの情報をカレンダー形式で表示することができる機能です。kintone標準のカレンダー形式の⼀覧にはない、以下のような便利な機能を備えています。
・イベントの⾊分け
・ドラッグ&ドロップでのスケジュール変更
・複数⽇にまたがるイベントの表⽰
・リソース(担当者・設備など)別のビュー表⽰
本プラグインを活⽤することで、kintone上でのスケジュール管理をより直感的かつ柔軟に⾏えます。
⑧ 条件分岐
フィールドのアクセス権では実現できない、条件に合わせたフィールドの入力・表示の制限を実現することができる機能です。入力フィールドを条件によって分岐させることができ、レコード毎の入力内容や、ログインユーザーに応じた条件を設定することができます。
⑨ 階層ドロップダウン
標準のドロップダウンでは実現できない、選択肢が動的に変わるドロップダウンを実現することができる機能です。選択肢となるマスタアプリ、またはプラグイン設定画面で管理します。自由入力や複数選択も許可することも可能となっています。
既存機能
① 帳票出力
kintoneに登録されているデータで帳票を作成する機能です。請求書、見積書、報告書、従業員名簿、顧客ラベルなど、業務に必要な書類を効率よく作成することができます。画像や二次元コード、バーコードの出力も可能で幅広い業務に適用できます。
② バックアップ
データのバックアップを行える機能です。(※1) また、復元サポート(※2)をご用意しています。
※1:バックアップのご利用には別途ご契約が必要です。
※2:データ復元を行う際は、サポート費用が別途必要です。
③ 無害化
公共機関や自治体の業務で安心して利用できる添付ファイルの無害化ができる機能です。LGWAN環境でのkintoneの利用をさらに安全にします。
※LGWANでのご利用にはR-Cloud Proxy for kintoneの契約が必須です。
今後の展望
当社はお客様の声、ご希望を反映し、kintone とBok+をよりよくお使いいただけるようさらなる連携機能の強化に向けた取り組みを進めてまいります。
既存のBridge over for kintoneの新規お申込み受付終了について
既存のBridge over for kintoneは、新規のお申込み受付を終了いたします。すでにBridge over for kintoneをご利用のお客様は、そのままBridge over for kintoneをご利用いただけます。また、既にご利用のお客様に限り、ご利用ライセンス数の変更のみ引き続きお申込みいただけます。
サイボウズ株式会社のコメント
両備システムズによるkintone 連携プラグイン「Bok+」の提供を心より歓迎いたします。LGWAN接続環境ではインターネットに接続できない影響によりkintoneで使えるプラグインが少ない状況にありました。「Bok+」を利用することで、対応できる業務の幅が広がり、今まで以上に業務改善が推進されていくことを期待しております。これからもお客様にとって価値あるご支援ができるように、両社の協力体制を深めてまいります。
サイボウズ株式会社 執行役員 営業本部長 玉田 一己
kintoneについて
製品サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/
サイボウズが提供する業務アプリ開発プラットフォームです。
事業の進捗を可視化するプロジェクト管理、空き家やふるさと納税返礼品等のデータベース、地域包括ケアシステムにおける関係機関との情報共有、職員向けのアンケート、避難所との情報共有等の災害対策など、お客様の用途に合わせた業務アプリの作成が可能です。
アプリケーションはノンプログラミングで開発できます。
また、SNSや外部サービスと連携することで行政サービスの利便性向上を図ることも可能です。
さらに、庁内SNSのようなコミュニケーション機能を活用することでスピーディな情報共有が可能になり、業務効率化を実現します。
このページに関するお問い合わせ
株式会社両備システムズ 広報部
電話:086-264-1311