「大局観を持ち、世情をとらえ、先を見通せているか」
これは、経営を担う一人として私が日々意識している言葉であり、ともに仕事をする社員たちによく伝えている言葉です。両備システムズは、ICT技術を通じて日常の衣食住に欠かせない生活インフラ基盤を支える、その一翼を担うことで今日まで成長を続けてきました。テクノロジーの急速な変化が伴うICT業界にいる私たちですが、最先端の技術を活用すること以上に、人や地域に寄り添い、確かなニーズをつかみながら期待の先をいく解決策を示す。それこそが、お客様にも社会にとっても真に価値ある提案だと信じています。
少し先の将来、2030年に向けて両備システムズが掲げているのが、私たちならではのICT技術で社会のDX化を推進する「スマートシティ構想」です。これまで手がけてきた生活インフラ基盤へのさらなる貢献を目指し、「ライフスタイル」「デジタル」「セキュリティ」「スマートタウン」の4つの領域に注力しています。私たちは自社だけでなく、お客様やパートナー企業様との連携強化や、両備グループ内を横断するさまざまな技術・サービスの融合を図るとともに、それらを上手く取り入れながら既存ビジネスの拡大や新規ビジネスの展開を加速しています。