Glocalist社について

近年、経営戦略上対応すべき重要リスクとして 「地政学リスク」「カーボンニュートラルを含めた環境政策等、各国の政策や法規制リスク」「経済安全保障リスク」 の存在感が急速に高まると共に、課題はより多様化・複雑化しています。Glocalist社は、各国の官公庁・地⽅⾃治体・外郭団体が発信する信頼性の高い現地情報を日本語・英語・現地語で即時検知・共有できるサービスをグローバル企業へ提供しています。現在の情報収集の対象国は、ベトナム・インド・タイ・インドネシア・マレーシアの５か国ですが今後更なる対象エリア拡大を進める計画となっています。

（１）会社名：株式会社 Glocalist (カブシキガイシャグローカリスト) / Glocalist Co.,Ltd.

（２）設立日：2020年6月5日

（３）事業概要：グローバルに事業を展開する企業様向け基幹システム・ソフトウェアの研究・開発・運営・保守

（４）代表者：代表取締役CEO 吉川 真実

（５）所在地：東京都港区浜松町二丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2階

（６）資本金：2億 5,040万円（資本準備金等含む）

　コーポレートサイト：https://glocalist.co/　（Glocalist社のサイトへ遷移いたします）

投資目的

当社はCVCファンド投資を通じて、「想像を超えた新しい世界へ」をテーマに掲げ、安全・安心で持続可能な社会システムの構築に寄与する創造性溢れるビジネスモデル、革新的な技術を有するスタートアップ企業に対して投資を行っています。今回の投資を通じて、海外事業リスク管理並びにBCP体制を強化したい企業や自治体に向けて、Glocalist社の提供するリスク検知機能（純粋な海外の一次情報によるリスク情報収集）を既存システムへ繋ぎこむAPI（※１）の開発を想定しております。

また、Glocalist社のサービスは海外のグローバル企業においても必要とされるツールです。今後、Glocalist社が日本の官公庁・地方自治体・外郭団体が発信する情報を海外のグローバル企業に発信する製品開発を行う際には、当社が行政や医療機関等の公共領域のお客様に幅広いICTサービスを提供してきた経験と技術を活かして、新たなソリューション創出に向けて共に挑むことを考えております。

（※１）API（Application Programming Interface）：接続先のOSを呼び出すことやお互いのソフトウェアやアプリケーション機能の一部を共有すること。

投資金額

非開示

投資実行日

2023年12月27日

今後の展望

当社が2023年3月に設立した1号ファンド（両備システムズイノベーションファンド）は、2024年末までに累計12億円の投資を実行、2026年３月末までに20億円の投資を完了する予定です。また、2号ファンドの設立を計画しています。

株式会社Glocalist　代表取締役CEO　吉川 真実様のコメント

昨今、コロナ禍やウクライナ・パレスチナ有事など、企業を取り巻く外部環境や国際情勢は、劇的かつ目まぐるしく変化してきています。Glocalistは、この増加の一途を辿る「外部起因リスク」に着目し、各国の行政文書情報によるリスク検知や、多部署を跨いだ対策立案が行えるプラットフォームをご提供しています。この度、貴重なご縁がありまして、株式会社Ryobi AlgoTech Capital様よりご出資いただく運びとなりました。

今後とも「グローバルガバナンスDXの実現・企業のガバナンス価値向上」の実現に向けて、より一層邁進して参ります。

【参考】会社概要

このページに関するお問い合わせ

株式会社両備システムズ 　経営推進本部　広報部
電話：086-264-1311