千葉県佐倉市で「健康かるてV7」が ガバメントクラウド上で初稼働

株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之 以下、当社)は、千葉県佐倉市(市長:西田三十五 以下、佐倉市)とともに自治体システム標準化に伴うガバメントクラウド先行事業において、佐倉市や関係機関の協力のもと、健康管理システム「健康かるてV7」をガバメントクラウドへ移行いたしました。2023年1月より佐倉市では、ガバメントクラウド上での健康管理システムの運用を開始しました。今後、自治体システム標準化に対応した健康管理システムを、全国に展開してまいります。

概要

■本取り組みの背景

基幹業務システムについて、自治体システム標準化法(地方公共団体情報システムの標準化に関する法律)に基づいて国が推進する自治体システム標準化の一環として、令和7年度(2025年度)までに、ガバメントクラウドの利用が、全国の自治体にて努力義務として進められています。佐倉市を含む8団体(11自治体)がガバメントクラウドへの移行に係る課題の検証を行う先行事業の対象団体に採択され、当社は、「健康かるてV7」のユーザーである佐倉市において、協力開発事業者(アプリケーション開発事業者)として参画しております。先行事業では、後続の自治体が安心してクラウド環境上で運用できるような指針を作成することを目的とし、各団体の連携検証で得られた結果から課題を整理しております。

■自治体システム標準化について

自治体システム標準化とは、自治体の基幹系20業務システムを令和7年度(2025年度)までに、標準準拠システムへ移行することを意味します。また、ガバメントクラウドとは、自治体や政府が使うシステムの基盤を共通化する事を目的に、デジタル庁が一括で手配するクラウド環境及び関連するサービスを指し、クラウドサービスの利点を活用することで、業務の効率化やコスト削減が期待できます。

・デジタル庁 地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化

https://www.digital.go.jp/policies/local_governments/

■両備システムズの今後の予定

両備システムズは、引き続き佐倉市の先行事業の支援を行うとともに、今後も標準準拠システムへの移行、ガバメントクラウドを他自治体と共同利用する際の費用対効果の調査を中心に実施してまいります。また、本事業への参画によって得られた知見をもとに、当社は標準準拠システムとして「健康かるてV8」を開発し、今後全国の自治体へ展開することで2025年度末までに全ての自治体の標準準拠システムへの移行を支援いたします。

健康かるてV8 画面イメージ

佐倉市について

佐倉市は、印旛沼をはじめとする緑豊かな自然環境に囲まれ、都心まで約1時間であり、都市の利便性を享受できる暮らしやすいまちです。佐倉ふるさと広場では、チューリップやひまわり、コスモスなど、一年を通して咲き誇る花々が皆様をお迎えし、四季折々には、花火大会や秋祭りなど心華やぐ催事が暮らしを彩ります。また、日本100名城の佐倉城を有し、城下町の面影を残すまちは、県内初の日本遺産「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」の一つに認定されています。

地域健康支援システム「健康かるて」について

全国690団体以上の自治体様にご利用いただいている、安定性・継続性・拡張性の高いシステムです。流動化する社会保障制度や、日々進化するIT技術、ユーザー様のニーズに迅速に対応しております。 また、国が進めている地方公共団体システム標準化の対応も進めております。 「地域をみる、人をつなぐ、動かす」をコンセプトに、生涯の健康情報を管理し、地域の健康増進に寄与いたします。

・地域健康支援システム「健康かるて」

https://service.ryobi.co.jp/healthcare_solution/sh-kenko-karte/

このページに関するお問い合わせ

株式会社両備システムズ ヘルスケアソリューションカンパニー 健康ビジネス事業部

電話:086-264-0137

メール:kb1036sakura@ryobi.co.jp​​​​​​​