クラウドサービスにおける情報セキュリティ規格 「ISO/IEC27017:2015」の認証を取得
官公庁向けの情報サービス提供を手がける株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市南区豊成二丁目7番16号、社長:松田 敏之、以下弊社)は、R-Cloudサービスにおいて、クラウドサービスの情報セキュリティ対策に関する国際規格である「ISO/IEC 27017:2015に基づくISMSクラウドセキュリティ認証」を2020年9月26日付で取得いたしました。
本認証は、経済産業省発行のガイドラインをベースに2015年に発行された、クラウドサービスのセキュリティ管理に関する国際規格であり、クラウドサービスの利用者や事業者が実装すべきセキュリティ管理策を定めています。また、日本政府もクラウドサービスの信頼性を判断する基準として活用することを推奨しています。
弊社は今後も安心・安全なクラウドサービスをお客様に提供するため、より一層情報セキュリティの管理体制を強化してまいります。
背景
クラウドサービスは、利便性・拡張性・コストメリットなどから、多くの企業や各自治体において利用が進んでいる一方で、クラウドサービスの普及に伴う情報セキュリティに関する対応が求められます。
こうしたニーズに応えるべく、弊社の提供するクラウドサービスが適切に情報セキュリティ対策されているサービスであることをお客様にご認識いただくため、認証の取得に至りました。
すでに取得済の情報セキュリティ全般に関するマネジメントシステム規格ISO/IEC27001における取り組みをISO/IEC27017で強化することにより、情報セキュリティ管理体制を強化します。また、セキュリティに配慮したネットワークとクラウドサービスを提供することにより、各自治体の効率的な行政運営、住民サービスの向上に貢献してまいります。
認証内容
認証内容は以下のとおりです。
- 認証規格
ISO/IEC27017:2015(JIP-ISMS517-1.0) - 認証取得日
2020年9月26日 - 組織名称
株式会社両備システムズ
クラウドサービスカンパニー クラウドビジネス事業部 - 審査機関
一般財団法人日本品質保証機構 - 認証範囲
クラウドサービスプロバイダとして以下のサービスを提供する
・自治体向けSNS(zichinowa)サービス
・自治体向けゲートウェイサービス(R-Cloud Proxy)
・帳票出力サービス
・署名検証サービス
・ファイル無害化サービス
クラウドサービスカスタマとして以下のサービスを利用する
・R-Cloudサービス提供のため仮想プラットフォーム(IaaS)環境
R-Cloudサービスについて
製品サイト:https://www.ryobi.co.jp/products/gv-r-cloud
自治体職員様がLGWAN(閉域網)からセキュリティ連携基盤を通じて、安心・安全に広域網の各種クラウドサービスをご利用いただく環境を提供するプラットフォームサービスです。各自治体の多様な業務ニーズに応えるべく効率的な行政運営、住民サービスの向上に貢献してまいります。
zichinowaについて
製品サイト:https://www.ryobi.co.jp/products/gv-r-cloud-zichinowa
弊社が提供する、閉域網であるLGWAN回線を利用した、自治体職員様専用のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。エリアを越えて全国の自治体職員様をつなぎ、経験やアイデアなどの共有、課題解決の仕組みを提供します。
このページに関するお問い合わせ
株式会社両備システムズ
クラウドサービスカンパニー
TEL:086-264-0113