令和3年度から開始した要保護児童等に関する情報共有システムとのデータ連携に対応

家庭児童相談

児童相談業務に必要な児童・世帯登録、相談受付、行動実績、会議、添付資料、福祉行政報告例の作成をはじめとした児童相談業務を支援するシステムです。弊社は「自治体健康管理」「学校」「保育園」「児童福祉」「家庭児童相談」の各種システムを開発してきたノウハウがあります。虐待や貧困、教育格差などに関するデータを「R-STAGE家庭児童相談」に集約し、小学校、保育園、福祉情報、健康情報の一元管理が可能です。

こんな課題、ありませんか?

  • 情報の分散

    住民より通報が入ってから迅速に対処しなければならないが、所管課以外の情報を入手するために、情報を保有する関係各課への調整、住民の基礎情報を集めるまでに時間を要している。

    情報の集約

    住基、税(課税)、ひとり親、障がい者、母子保健、予防接種情報などを管理することができるため、あらかじめ関係課と調整の上、自動で情報連携できる仕組みにしておくことで、通報が入った際、所管課で住民に関係する基礎情報を広範囲に閲覧することができます。それらの情報が集約された使いやすい帳票を準備しておくことで、ケース会議の運用がスムーズになります。

  • 個人管理により状況を踏まえた対応が困難

    通報や相談が入った場合、当事者以外の情報の不足により、想定不足の対処となってしまうことがある。

    世帯を含めた管理により背景をふまえたアプローチが可能

    個人管理ではなく、世帯管理の考え方でシステム構築をしておくことで、DV、世帯分離、きょうだい、祖父母含めた家族の情報が必然に見える環境を整えておくことで、総合的な判断を支援します。

  • 台帳管理だけでは状況把握が困難

    児童相談の情報は台帳として管理しているが、文字情報ばかりでわかりづらく、運用しづらいことがある。

    視覚的な管理により状況把握を支援

    ジェノグラムやGISを組込むことで、家族情報や住民の住まいの情報など視覚的に相談業務を支援します。また個人情報でありますが、セキュリティ要件を満たした上で、要保護児童対策協議会の関係団体(児童相談所、警察、学校など)と情報共有できる仕組みがあります。 ※上記機能はオプション製品も含まれます。

  • わずらわしい手集計

    児童相談の情報は台帳として管理しているが、福祉行政報告を意識したシステムにしていないため、報告時に手集計、転記が煩雑である。

    集計はシステムにお任せ

    福祉行政報告例に準拠する項目をシステムで管理しているため、福祉行政報告例の作成がスムーズに行えます。

  • 国システムへの情報提供に苦労している

    令和3年度から開始された国の要保護児童等に関する情報共有システムへ情報提供できていない。

    国の要保護児童等に関する情報共有システムへの情報提供に標準対応

    国が開発する要保護児童等に関する情報共有システムへデータ連携できるシステムを準備しています。

  • 情報共有の課題

    相談情報を共有したいが、役割に応じた柔軟な情報共有を行ないたい。

    適切な権限設定による情報共有

    相談情報登録時に相談公開レベルと相談公開範囲を設定可能です。ログインユーザーには職位等に基づいて4段階の権限レベルを設定でき、該当の相談をどのレベルまで閲覧できるか設定可能です。また、該当相談をどの担当課(係)に共有するか設定することが可能です。これにより適切な情報共有が可能となります。

機能

POINT01

ポータル画面

ポータル画面はスケジュールカレンダー、会議日程、訪問日程、お知らせ機能で、自治体職員様の やるべきことからスタートします。未終結案件一覧も表示され、相談の対応漏れを防ぎます。

POINT02

世帯情報管理

児童、家族を含めた情報を管理します。児童を取り巻く環境を把握するため、ジェノグラムの描画、保管も可能です。システム画面上でアセスメントの管理も行うことができます。

POINT03

相談登録画面

相談情報を管理管理できます。省力化のため、きょうだいで相談を共有することが可能です。複数課で運用する場合、相談の共有担当課を任意に設定可能です。

POINT04

経過記録画面

児童に対する対応内容を入力することができます。テンプレートにより入力内容の統一化が図れます。予定日時を登録することでポータル画面のスケジュールに予定を反映できるため、対応忘れを防げます。

POINT05

会議管理

会議の対象者管理、出席者管理、会議資料の印刷が可能です。会議資料については要保護児童対策地域協議会、実務者会議等で使用する会議資料を印刷できます。

POINT06

各種相談管理(オプション)

児童相談だけでなく、発達相談、教育相談、婦人相談等の様々な相談業務を管理することができるため、こども家庭支援センターに対応したシステムとなります。

導入の流れ

  • STEP01

    見積もり

    必要な情報をヒアリングし見積を作成します。

  • STEP02

    契約

    システムを利用するための契約を締結します。

  • STEP03

    システム構築

    システム機能の詳細説明、設定情報に関する打合せ、環境構築、データ移行、データ連携などのシステムを利用するために準備作業を行ないます。

  • STEP04

    操作説明

    当社エンジニアより、システムの操作方法を説明します。

  • STEP05

    利用開始

    システムを利用開始します。稼働日にはエンジニアが立ち合いを行ない、本稼働をサポートします。

導入事例

システムを利用した感想 中核市 市役所様

  • 公共団体
  • 子育て支援
  • 住民サービスの向上
  • 業務ソリューション
  • SaaS
  • パッケージ
  • 両備データセンター

  • システム画面が目に優しいく使いやすいです。
  • 相談、経過記録を共有できるので業務を効率化できています。
  • 記録中のアラートにより入力途中のものがわかりやすいです。
  • グループ日程で課内メンバーのスケジュールが把握できて便利です。
  • Excel帳票のため職員で軽微な様式修正が容易にできます。
  • WEBシステムなので端末追加作業が簡単です。

よくあるご質問

  • 複数担当課で利用する場合の権限は適切に設定できますか。
    相談をどの担当課に共有するか任意に設定できるうえ、相談毎に公開レベルを設定できるため、職員の役割に応じた閲覧制御を行なうことができます。
  • 紙ベースの参考資料を管理する方法はありますか。
    紙ファイルを電子ファイル化していただけば、世帯員や相談に電子ファイルを添付書類としてシステムにて紐づけ管理することが可能です。

価格

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