2021年3月

全国農業協同組合連合会 岩手県本部様 RAKUNYU+導入

全国農業協同組合連合会 岩手県本部様(以下、JA全農いわて様)からお問い合わせを頂き、弊社パッケージ「RAKUNYU+」の導入を行いました。
JA全農いわて様は、組織も大きくRAKUNYU+の利用者も多かったため、検査結果を配信する作業を実際に検査するコールドセンターへ委託し、県本部、地区本部は配信された検査データを確認するという運用を想定され、地区本部ユーザは他地区の酪農家のデータを閲覧できないような権限に関する機能を強化しました。 「RAKUNYU+」を導入することで以下を実現することが出来ました。
・検査を実施するコールドセンター様で検査データの登録、メール配信を行うことで酪農家への検査結果の通知の迅速化が出来ました。
・県本部様、地区本部様どちらからでも検査データの参照をすることが出来るので情報共有の効率化が出来ました。
・酪農家本人が必要に応じて過去の検査履歴をWeb参照することで酪農経営の参考とすることが出来ました。
運用を開始していただき、ご意見・ご要望も頂いておりますので、RAKUNYU+の機能強化へ活かしていきたいと思います。

2020年4月

中国生乳販売農業協同組合連合会様 RAKUNYU+導入

中国生乳販売農業協同組合連合会様(以下、中販連様)は、会員である大山乳業農業協同組合様が依頼検査の検査配信システムを独自で所有されておりました。
このノウハウを組み込み、RAKUNYU+を中販連様向けにカスタマイズして導入いたしました。
中販連様では、2020年4月より、中国5県の酪農家に対して、統一して乳価計算、奨励金・ペナルティ計算を実施することが決定していました。
そのため、各旬の奨励金・ペナルティ値をすばやく確認できるようにしたいという要件があり、RAKUNYU+の機能を拡張し、酪農家用が検査値を確認できるWebサイトに加え、旬の奨励金・ペナルティのランクを確認できる機能を追加しております。
また、中販連様では、酪農家が配信したメールを見たかどうかを確認するために、配信メール内のURLをクリックしていただくことで、閲覧済みであると利用組合が確認できる機能を追加しております。
その他、各種脂肪酸の検査値もメール配信可能に対応し、酪農家に対して検査値だけでなく、その他の情報も素早く提供できるようになり、喜んでいただいております。

2015年10月

RAKUNYU+サービス開始

おかやま酪農業協同組合様(以下、おか酪様)の酪農家の方の意見を聞き、弊社の方で酪農家へ届けるサービスを提供したいという思いから、検査結果配信システムをサービス提供しようと意気込んで、「RAKUNYU+」を構築しました。
時代の流れや酪農家様が良かったというポイントから、メール配信に特化したシステムとしてサービス提供しました。
こちらのサービスは、サーバ導入不要で、サービスを申込みいただき、マスタデータを整理していただければご利用できるようになっております。
2015年10月の第14回 全日本ホルスタイン共進会北海道大会で初のお披露目をしました。

2012年12月

おかやま酪農業協同組合様 検査結果配信システム導入

おかやま酪農業協同組合様(以下、おか酪様)は、乳代精算に関わる検査結果(成分・細菌検査)の結果について、毎旬に地域の農家へ一覧形式のFAXを送付しておりました。
また、依頼検査については、日々、電話・FAXにて連絡を入れており、手間がかかっていたり、特に電話で「抗生物質の判定の可否」について言った、言わないでトラブルになるケースもあったそうです。
そのため、検査結果を個別にメール・FAXで配信をしたいという要望を受け、検査結果配信システムを構築いたしました。
作成当時は、まだFAXを利用される農家も多かったため、メールと同内容のFAXを自動送信する仕組みも同時に構築いたしました。
酪農家の意見としては、
・「メール」だと特に依頼検査の内容がすぐに届くのはとてもうれしい。
・「メール」は、家族全員(当システムでは、1酪農家に対して、5メールアドレスの登録が可能)に、メールの通知が届くので、見落とすリスクが減るのでありがたい。こんな仕組みが欲しかった。
という温かい声を頂き、構築した喜びを感じました。
個人情報保護の観点からも、他の酪農家の検査値が見えなくなりましたので良かったと思います。