ニュースリリース

住民の収納率の向上と公平・公正な徴収事務を実現 債権管理システム「THINK CreMaS Cloud」を提供開始

株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市南区豊成二丁目7番16号、社長:松田 久)と、株式会社シンク(本社:福岡県福岡市博多区博多駅前二丁目19番24号)は、LGWAN(※エルジーワン:総合行政ネットワーク)回線上で、自治体におけるすべての債権を一元的に管理できる債権管理システム「THINK CreMaS Cloud(シンク クレマス クラウド)」を共同で開発し、11月1日に提供を開始しました。

背景

昨今、自治体における債権徴収業務には、強制徴収公債権のみでなく、すべての債権を法的に管理し公平性を保ちながら、すべての滞納者から公正に徴収することで、収納率を向上させて自治体の財政運営を健全化することが求められています。

一方で、自治体職員数は減少し、徴収活動を行う職員の負担は増大する傾向にあります。限られた人数で、いかに効率よく成果をあげるかが課題となっています。 当システムは債権徴収業務を総合的に支援するサービスであり、収納率の向上と公平・公正な徴収事務による運営の健全化を支援し、財源確保による市民サービス向上の実現に貢献します。

サービスの概要

当システムは、シンクが提供する全国の自治体282団体で利用実績のある滞納整理システム「THINK TAX」の機能を踏襲しながら、新しく開発したサービスです。自治体債権が一元管理可能な「債権一元化対応機能(※1)」、蓄積された徴収行動実績から職員の次の徴収行動を牽引する「進行管理機能(※2)」などの新たな機能を追加し、これらの課題への対応や自治体の収納率向上を実現するシステムとして提供するものです。


※1:債権一元化対応機能について
債権徴収業務を総合的に支援するサービスにより、収納率の向上と公平・公正な徴収事務による運営の健全化を支援することにより、財源確保による、市民サービス向上実現の一助とします。

これまでのシステムは、自治体が扱う債権「租税債権」「強制徴収公債権」「非強制徴収公債権」「私債権」のうち「私債権」は管理できませんでしたが、当システムでは「私債権」が範囲に追加され、一つの課(部署)で一括管理することが可能となりました。

また、「税務課」「国民健康保険課」「住宅課」「保育課」「水道局」など各業務ごとに必要だったシステムが当システム一つで対応でき、それにより、各課担当者が個別に訪問し行なっていた徴収業務が1人の担当者で対応可能となりました。

※2:進行管理機能について
自治体職員の徴収事務において次の徴収行動を牽引(進行管理)する機能を実装し、職員の業務経験によらず統一的に支援できるようになりました。最初の一歩に取り掛かれること、対応の進捗と遅滞や見落としを防止し、安全に確実に徴収率向上へ繋げていくことを支援します。

また、滞納整理業務機能を網羅し、経過記録、スケジュールの自動入力機能や、催告・照会文書の編集機能などにより、収納率向上のための効率的かつ柔軟な滞納整理業務を支援します。

サービスの特長

  1. 自治体のすべての債権を一元的に管理し、公平・公正な債権徴収業務を実現します。事務の効率化及び適正な管理(漏れミス防止)の実現等
  2. 両備システムズが所有・運営するデータセンターより、LGWAN回線を使用したセキュリティの高い環境で提供し、複数の自治体での共同利用が可能です。(債権管理システムとしては唯一、自社所有・運営によるデータセンターから提供)
  3. 債権徴収業務で職員が次に取るべき行動がわかる進捗管理機能により、効率化を実現し、働き方改革を支援します。

 

今後の展望

AIの活用による徴収状況の分析サービスにより、滞納者の特性に応じた徴収行動を牽引することで、職員負担の軽減と確実な徴収による収納率の向上を実現します。

  • 開発費 :5.5億円
  • 販売目標 :20億円(5年間)
  • 販売エリア:日本全国

TOP