異なる任用区分の職員を一元管理!UIが直感的に理解しやすく、制度改正への対応も容易なWEBシステム。

尼崎市役所

  • 主な事業内容:市の運営
  • 担当者名:
    尼崎市

    総務局人事管理部 西村さま
    総務局人事管理部人事課 竹中さま
    総務局人事管理部給与課 山本さま
    総務局人事管理部給与課 北山さま
    総務局人事管理部給与課 重本さま
    (以下敬称略)

    両備システムズ(以下RS)

    公共ソリーション事業部 荻原 恭一
    公共ソリーション事業部 浦上 司
    公共ソリーション事業部 藤原 武弘
    公共ソリーション事業部 竹内 真理
    営業統括部近畿東海営業部 城谷 和成
    営業統括部近畿東海営業部 森田 浩行

    部課名等は取材時(2018年12月20日)のものです。
  • URL :https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/

対象製品

公開羅針盤+C 人事給与システム

人事情報、給与情報、福利厚生情報、臨時嘱託情報を一元管理し、自治体経営の基礎となる「人財情報」の適正管理運用を実現できる、完全Web型の職員情報統合システムです。

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課題・経緯

独自仕様のカスタマイズで費用が嵩み、管理が細分化

はじめに尼崎市の概要をご紹介ください。

西村:尼崎市は兵庫県の南東の端に位置し、大正5年に市制が施行され2016年(平成28年)に市制100周年を迎えました。

人口は45万人程度で、2009年(平成21年)から中核市に指定されており、2018年(平成30年)4月1日時点で働いている職員は、嘱託員等も含めると4,500人程です。

市内はほぼ平坦で、公共交通機関が整備されており、3つの鉄道が走り13の駅があります。移動はもちろんのこと、大阪までは10分、神戸までは20分と、アクセスにも優れています。おかげさまで、「本当に住みやすい街大賞2018 in 関西」では1位を獲得しました。

本市では、市職員や市民の皆さまがともにまちづくりを進めるため、「尼崎市自治のまちづくり条例」を施行しました。また現在、「ひと咲き まち咲き あまがさき」をまちづくりのキャッチフレーズとし、「あまがさきで、人々が、まちが、花を咲かせ、実を結び、種を残し、また次の花を咲かせていく。」という思いで、このまちに関わる人たちが、学び合い、いきいきと活動できるような、魅力あふれるまちづくりを進めています。

システムを長期間使ったゆえに抱えた多くの課題を解消したい

人事給与システムの再構築に至った経緯をお聞かせください。

北山:現在使用している人事給与システムの契約が、2019年(平成31年)9月末で契約満了になることがそもそものきっかけです。再リース・再々リースを経て、10年以上使用していますが、現行のシステムの不満点を解消できるシステムを求めて、プロボーザルを実施しました。

現行のシステムでは、正規職員・再任用職員・非常勤職員等、それぞれで管理するデータベースが異なり、一元管理できておらず不自由さを感じていました。また、尼崎市独自仕様のカスタマイズ部分が多々あり、制度改正の改修となるとパッケージ保守の範囲外になるため、その都度費用が発生するという課題もありました。

そうした課題を解決するため、異なる任用区分の職員の一元管理や制度改正への対応の容易さといったところをポイントとし、検討を進めました。

竹中:人事課を含む各所属の人事担当とのやりとりにおいて、人事異動に伴う作業や普段の業務資料作成の依頼、各所属の人事担当からの依頼などが多々あります。人事情報はシステム内の情報がすべてではあるのですが、システムから抽出された情報を加工し、さらに業務で使うためのフォーマットに直したり、そもそもシステムで管理できていない項目をエクセルで管理したりと、二重の作業が発生し非効率さを感じていました。

例えば、資料作成のためにする作業と、システムへ入力した異動作業の情報がまったく同じにも関わらず、二つの工程が必要だといった具合です。今回は、この非効率さを解消できるようなシステムを検討してきたという状況です。

RSとしてヒアリングして感じた課題はありましたか?

RS荻原:中核市ということで組織が大きく、現在は個別にある大小のシステムが連携しており、担当の部署も分かれています。

各部署との認識合わせを行いながら、どのようにして漏れがないように進めていくのかが、今回のプロジェクト特有のところと考えています。

RS浦上:北山さんからお話があった通り、職員を管理しているデータが分かれているという問題がありました。さらに人事の中でも管理が分かれており、最新がどれなのかすぐにわからないという問題がありました。

今回の再構築にあたり、データの一元管理を実現して、必要なときに素早くデータが出せるように構築しようと考えていました。

導入の決め手

職員の異動があっても使い続けられるプラットフォームに

公開羅針盤+C 人事給与システムをご採用いただいた決め手はどのような点でしたか?

重本:プロポーザルにあたって提案書を拝見しましたが、クライアントのUIが直感的に理解しやすく、感覚的に操作できそうだという点が1つあります。

公開羅針盤はプラットフォームなので各システムがシームレスに連携でき、尼崎市が思い描く人事給与システムにもっともマッチしていました。現行システムの課題であったデータベースの一元管理が可能である点、システムがプラットフォームとして存在することで職員の異動があっても使い続けられる点が決め手のひとつとなり公開羅針盤を選定しました。

また個人的には、御社の対応がよかったことが挙げられます。岡山の会社ということで、尼崎市との物理的な距離で不安もあったのですが、大阪にオフィスがあることや「何かあれば駆けつけます」と言ってくださったこと、質問等のレスポンスが早かったことはすごく安心しました。

自治体への実績があるという安心感

長期的な視点でも弊社のシステムを評価いただいたということですね。プロジェクトを進める上での懸念点や苦労点などはございますか?

重本:1年ほどプロジェクトを進めていますが、今のところ特に苦労したところはありません。

これからの話にはなりますが、強いていうとデータの引きつぎでしょうか。御社に対する不安というより、尼崎市としてデータを整理してお渡しできるかというところが、実は一番の懸念事項ですね(笑)

竹中:今回のシステム更改の課題のひとつに、「本市運用にシステムを合わせるのではなく、システムに運用を寄せていく」ということを掲げていました。ただし、人事業務で使用する領域は、どの自治体でも共通する運用はないと考えています。

そのため、人事側では、浦上さんへ本市特有の「運用」にシステムを寄せてほしいことをお伝えするため、最初のすり合わせで少し時間がかかってしまったぐらいですね。

構想をお伝えすると、これまでの経験を活かしてご提案いただくこともあるので、非常に助かっています。

RS浦上:公開羅針盤は常にバージョンアップする方針ですが、そのために構想していた部分で、尼崎市さまのお知恵を拝借した部分もあります。懸念点といえば、今まで弊社のシステムになかった制度があり、そこは別途勉強しました。

重本:同規模自治体の実績もおありですし、導入を進めていく中で尼崎市の規模にも十分対応できるという確信があり、特に不安はないですね。また、忙しくない時期に打ち合わせを集中してもらったので非常に助かりました。

導入後の効果

プラットフォームにより各システムがシームレスに連携することで、同時に作業が可能に

今後の業務改善について、何かお考えのことがあればお聞かせください。

山本:「今後の」ということですが、まずは、システムの更改そのものが大きな業務改善に繋がると考えており、その中でも、特に年度更新作業がスムーズになると期待しています。

公開羅針盤の操作感は、かなり軽快で、少しの操作指導ですぐに使えるようになるため、現在の担当者が異動しても、後任の担当者が苦労することなく業務に携わっていけるのではないかと考えています。

導入にあたっては通常業務の外で作業していますが、運用が安定したあかつきには超過勤務時間も短縮できるのではないかと期待しています。
また導入作業中ですが、想定よりも時間がかかっていないため、導入作業自体も業務改善が図られているのではないかと感じています。

現行システムでは人事側の作業が完了してから、給与側の作業を行っています。当然、人事側の作業が何らかの理由で止まってしまうと、給与側は何もできない状況になってしまい、さまざまな無駄が発生します。
公開羅針盤はプラットフォームになっており、各システムがシームレスに連携することで、ほぼ同時に作業が可能です。
また、人事課・給与課お互いのシステムの動きを把握することもでき、課が分かれていても足並みを揃えやすくなります。

今後の少子高齢化の進展等によって、より一層社会的ニーズの量の拡大と多様化が見込まれることから、尼崎市として、現在の業務執行体制の見直しを進めており、アウトソーシングの更なる推進を図りながら行政の役割が増えることが予想される分野へ人員を重点的に配置していく方針を掲げています。

その項目の1つに給与支給事務が挙がっています。阪神間の近隣自治体では同様の動きは多くありませんが、アウトソーシングを視野に入れながら、さまざまな選択肢をもって給与支給事務の担い手を検討している状況です。
仮に担い手が正規職員でなくなっても、公開羅針盤であれば担当者が作業手順に困惑することもなく、業務が進められるのではないかと思っています。
そういった視点でも御社とも意見を交えながら作業を進めていきたいと考えています。

プラットフォーム化で改修が簡易に。

業務改善という点では、他にどんなものが挙げられますか?

重本:今後、会計年度任用職員制度の導入等で抜本的に変わっていく中で、このシステムだと十分対応できると感じています。 業務改善という点では、これまで手作業だったものが、言うなれば「ボタン一つ」でできるようになる感覚で大幅に改善できるのではないかと考えています。

西村:昔ホストコンピュータで使っていた人事のシステムが、辞令書を印刷する段階になって突然止まってしまうというトラブルがありました。

そのときはワープロを使って給与課の職員も総出で辞令書を作成しました。このトラブルがきっかけでオープン化の構想が進み、そのシステム導入当時、オープン化にあたっては、1年間つきっきりで対応していましたが、今回は各担当に状況を聞いてみると順調に進んでいるようで、導入作業は非常にスムーズな印象があります。

また先のトラブルから、新たにシステムを構築するにあたっては、緊急時の対応を特に重視していますが、その点も安心してお願いできると感じています。

重本:プロポーザルの事務局でしたが、システム自体がよかったのももちろん、コストパフォーマンスも非常に優れていましたね。
導入時のコストパフォーマンスがよくても、制度改正に係る改修で多額の費用が発生したら意味がありません。御社のシステムは、直近の大規模な制度改正である標準報酬制導入の対応や、マイナンバー導入時の対応が運用保守の範囲内ということで安心しています。

RS浦上:弊社は完全にパッケージになっており、中身はどのお客さまも同じシステムをお使いいただいており、保守でお客さまごとに対応する必要がありません。

どうしても個別のカスタマイズは発生するのですが、これまでの経験を活かしてカスタマイズしても保守しやすい構成にしており、結果としてコストにも影響しています。

西村:制度が変わると改修が発生するものですが、プラットフォーム化されているシステムであれば、コスト面で非常に助かりますね。

今後の期待

最後に弊社へのご期待等があればお聞かせいただけますか。

重本:2019年10月から本番稼働ですが、待ちきれません。並行稼働が7月から3か月あるのですが、可能であれば年度当初の4月から本番稼働したいほど順調ですので、このままの調子で進めていけたらと思っています。

山本:2019年10月の運用スタートまではまだ時間があり、この間が大切なのはもとより、本当に大切なのは間違いなく運用を開始してからです。
そういう点においても、構築の段階でコミュニケーションを取っている中での不安は全くありません。今後も御社と二人三脚でご協力いただいて、人事給与の業務改善を進めていきたいと考えています。

西村:これまで話があった通り、ここまではスムーズに進んでいますので、これから10月の稼働に向けてデータ移行・並行稼働などの作業がありますが、こちらも体制を万全に整えて臨みますのでよろしくお願いします。

(本件については、2019年10月1日、尼崎市職員様の多大なご尽力により、無事本番稼働を迎えることができました。)

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