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PERSON人を知る

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グローバル ローカル

両方備えた社員

  • 2003年入社
  • J.O.

グローバル編

JB

両備グループには、正式な役員である「シニアボード」に対して、若者を中心に結成される両備グループ青年重役会(ジュニアボード、略してJB)があります。任期は1年で、毎年10名程度からなるメンバーは、幹部候補者研修など受講した者の中から、自ら立候補し事業部長の推薦によって選ばれます。すでに半世紀以上、連綿と続いているこの JB。2015年、その第55期メンバーに私も加わることができ、一年間の任期を勤め上げました。

一年間のミッションは、両備グループ内の課題解決や将来の事業などの研究と提言。今回私たちは「グローバル化」をテーマに活動しました。小豆島での合宿から始まって、夏には2週間のヨーロッパ視察へ。秋には方向性を絞り、「グローバル人財の育成」と「岡山のインバウンド対策」を軸に提案をまとめることになりました。

JB

私は「インバウンド対策」を担当しました。地方都市にも関わらず外国人が多く訪れる佐賀県を視察したり、ターゲット国であるタイを訪れたりと、知見を広めながら、さまざまなプロモーション施策や岡山を楽しんでいただく取り組みなどを練っていったのです。

「JB」で、普段なかなか接する機会のないグループ会社のメンバーとの協働作業を経て、多くのことを得た気がします。グローバル人財になるためには、語学を学んだり、外遊したり、留学したりすることばかりに気を取られがちですが、まずは身近な、だけど、なかなか知り得ない価値観に触れることを忘れてはいけない、常に殻を破り続けることが大切だと実感しました。そして、同時に私が JB に加わる前にやっていた、ローカルな活動もグローバルにつながっていたと再認識したのです。

ローカル編

岡山県は倉敷市生まれ、大学も岡山の私は、まさにローカルを地で行く生き方をしていました。さらに、妻とも大学のインカレバンドサークルで知り合い、情報工学部で学んだITを武器に、親も安心・納得の両備システムズに入社したわけです。

そんな私が岡山から一歩外に踏み出したのは、2年目・福岡支店(現在:九州支店)への異動がきっかけでした。お客様である病院に常駐することになり、電算室に机を置き、約1年、問い合わせ対応や操作説明、EUC(エンドユーザコンピューティング)のサポートなどを担当しました。自社オフィスで開発しているだけでは味わえない、「病院の現場」感覚を磨くことができました。今思えば、後のグローバルにつながる、未知なる価値観への抵抗が薄れた経験だったのかもしれません。

もう一つ象徴的だったのが、「2年間の任期内で新規事業や新商品を生み出す」新ビジネス開発室というプロジェクトに配属された経験です。ちょうど、スマートフォンが普及し始めた時代ということもあり、私はこのチャンスを活かすべく、医療系のシステムで使われていた「PDA業務端末(※)」を、スマートフォンアプリに移植するというチャレンジに臨んだのです。両備システムズではまだ前例がない中、少ない文献をかき集めたり、アプリコンテストに応募したりするなど、スキルとノウハウを蓄積しながら無事リリースにこぎつけます。実際にこのアプリは多くの病院に導入され、その後の他分野でのアプリ展開へつながる礎となったのです。

※PDA(携帯情報端末 Personal Digital Assistant)持ち運んで使用できる小型の情報端末。データの読み取り、入力、検索など、業務に必要な情報を扱うことができる。

JB

両備システムズは、環境やお客様にも恵まれているため、極端なことを言えば、ローカルに閉じこもりつづけることもできてしまうと思うんです。でも、それはもったいないと思います。JBや「Under30」といったチャンスを活かして、両備グループの皆さんともっと情報交換したり、今経営陣はどんなことを考えているのか、どこへ向かっているかを理解したりすることで、可能性はどんどん広がっていきます。そう、自分のローカルを広げていけば、きっと世界すら、自分にとってのローカルになっていくと信じていますから。

さて、私は両備グループ公式バンド「オルケスタ・デ・ブルースプリングス」に所属し、昔取った杵柄でギターを弾かせてもらっています。「音楽は国境を越える」とはよく言ったもので、普段業務では絡まない皆さんとも、役職や世代を超えてコミュニケーションさせてもらっています。両備グループフェアでは、多くの従業員や来場者の前で演奏を披露。次代のグローバルへ連なるローカルの一体感を表現できたのではないでしょうか。

N.M.

応募者へのメッセージ

就職活動は大変ですが、社会に出て何十年も働き続けるのはもっと大変です。だからこそ、息抜きとなるような没頭できるものごとを見つけ出すことが大切。それをうまく見つけられれば、楽しいだけじゃなく、仕事にもプラスになるし、人生を振り返った時に、大きなものが得られているはず。

定番の言い訳は「時間がない」ですが、時間は作ろうと思えばいくらでも作れると思っています。二児の父ですが、平日も朝1時間早く起きて資格の勉強をしたり、帰宅して家族が寝静まってからギターの練習をしたり、週に最低1回はランニングに出たり。会社の野球部にも参加しているし、以前はバドミントン部にもサッカー部にも参加していたほどです。

もちろん、週末は掃除をはじめとした家事や子守をしっかり務めています。先日、子どもの保育園でキックベース大会が開催されたのですが、子どもに少しでもかっこいい姿を見せたいと、全力で取り組んだ結果、二年連続個人賞を受賞。こんな風に「公私ともどもいきいき活躍している父の背中を見せる」のも、大事な役目だなと思っていますから。

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