導入事例

京都第一赤十字病院 様
古都京都の中心部にあり、開設以来70有余年の歴史ある病院です。数多くの認定・指定を受けられ、地域医療の中核として、信頼される高機能急性期医療を実践されています。

院長先生より
![]() |
![]() |
| 京都第一赤十字病院 院長 依田 建吾 様 |
|
- 依田院長より、京都第一赤十字病院のご紹介をしていただきました。
- ファイル形式:Windows Media Video形式/ビットレート:282kbps
「京都第一赤十字病院は、昭和9年11月20日に診療を開始して以来、70年を超え京都府の基幹病院として、常に医療の最前線に臨み続けております。平成9年には、基幹災害医療センターの指定を受け、京都市内で初めて屋上にヘリポートを備えた本格的な救命救急センターや、京都府全域の周産期医療情報ネットワーク事業の核となる総合周産期母子医療センターを併設し、さらに消火器センター、心臓センター、腎センター、脳卒中センターを有する高機能中核病院として地域の人々の信頼にお応えすべく、高度専門医療分野の充実を図っております。また昨年12月には、地域医療支援病院に、本年2月には地域がん診療連携拠点病院にも指定され、地域になくてはならない病院であると言えるでしょう。一方、新医師臨床研修制度発足以来、学生に人気のある研修病院として、毎年20人前後の研修医を受け入れると共に、付属の看護専門学校を持ち、医療従事者の教育面でも従前より力を入れております。」
京都第一赤十字病院様のご紹介
許可病床
745床(一般:669床、結核:46床)
実稼動病床数
664床 日本医療機能評価機構認定病院、一般病院、救急医療機能認定病院
外来診療科目
内科(総合内科、糖尿病・内分泌・リウマチ科、血液内科、感染症科)、消化器科、循環器科、神経内科、呼吸器科、外科、小児外科、心臓血液外科、整形外科、脳神経外科、小児科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、泌尿器科、精神科(心療内科)、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、リハビリテーション科
指定施設
京都府基幹災害医療センター、救命救急センター、総合周産期母子医療センター、管理型臨床研修指定病院、管理型臨床歯科研修指定病院、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院
特殊心療部門
救命救急センター、総合周産期母子医療センター、腎センター、消火器センター、急性期脳卒中センター、健診センター
(2007.8.30 現在)
システム導入の背景
![]() |
![]() |
| 京都第一赤十字病院 副院長 藤本 荘太郎 様 |
|
- 藤本副院長より 導入についてのコメントをいただきました。
- ファイル形式:Windows Media Video形式/ビットレート:282kbps
DPC導入に合わせて、進化したコミュニケーションの実現のために
京都第一赤十字病院様は、平成16年度に平成18年度中のDPC参加目標を立てられ、医療情報の可視化、情報の共有化の重要性を改めて認識されたそうです。 そこで、院内の全ての医療情報を統合化する電子カルテシステムを導入することをご決断されました。
藤本副院長は、他にも電子カルテシステムには多くのメリットが存在すると言われます。
中でも一番のポイントは、 「患者様と医療従事者とのコミュニケーションを図る情報ツールであること。そして安全を確保できる正確なチーム医療が実現できること。 良い診療を行うための手法として、診療情報データが有効活用できるようなシステムであること。 これらの条件を満たす情報の共有化の手段としての電子カルテを目指すこと」 でした。 しかし、ここで一つの問題がありました。この時点で既に院内には多くのベンダーによる部門システムが稼働していました。 これらを一新するのでは、経費的な意味でも、労力的な意味でもロスが大きい。 そこで、電子カルテシステムの導入にあたり、中心的な役割を果たされた藤本副院長は、 「これらの数多い部門ベンダーを有効に活用できるソフトウェアベンダーが必要」 とお感じになり、 両備システムズの医療情報システム採用に踏み切りました。 その理由とは、 「中心的なソフトを管轄し、非常にフレキシブルに部門ベンダーと対応できる」 とのご評価でした。 実際に導入に当たって、いただいた高い評価を裏切ることなく、導入完了時点で藤本副院長は、 「複雑な導入業務がスムースに進行できた」 とご満足いただけるお言葉を頂戴しています。
クライアント機器台数

システム導入の流れ
約10ヶ月でスムースな導入を達成
京都第一赤十字病院様では、平成16年5月から、電子カルテ導入の準備を行われていました。 700床の病床を持ち、診療科目も多い病院です。 院内各部門には20以上のワーキンググループが活動されていました。両備システムズは、翌年の平成17年の秋から参加させていただきました。 ソフトウェアベンダーとして能力を期待され、既存のワーキンググループに融合させていただいたのです。 こうした多くの部門のワーキンググループ内で導入に当たっての細かい打ち合わせや、要望の汲み上げなどを実施し、平成18年2月から、実質的な導入作業開始いたしました。
稼動までの流れ
このように、病院様の受け入れ態勢の良さもあり、約10ケ月間で段階的なスムースな導入を達成しました。この時の導入を振り返って、 「導入時も患者様に待ち時間で迷惑をかけることもほとんどなく、導入は患者様にとってもスムースであったと思っております」 と藤本副院長は語られます。導入のスムースさの要因をお聞きすると、藤本副院長からは、 「これも両備システムズがソフトウェアベンダーであるということで、当院の各職域とスムースに連携して、当院の既存のシステムともうまく融合していただいた結果であるという風に考えております」 と、身に余るありがたいお言葉をいただきました。
院内推進体制
![]() |
![]() |
| 京都第一赤十字病院 糖尿病・内分泌・リウマチ科部長 福田 亙 様 |
|
- 福田先生より 導入についてのコメントをいただきました。
- ファイル形式:Windows Media Video形式/ビットレート:282kbps
システムの特徴と導入効果
シンプルでストレスのないレスポンスが一番の特長
診察室等で、電子カルテを使って診療されている、糖尿病・内分泌・リウマチ科部長の福田先生にOCSの特長をお聞きすると、 「非常に良い点として、字が大きくて画面がシンプルで分かりやすく使いやすい」 という評価をいただきました。 この特長は、京都第一赤十字病院様のように医師の異動の多い病院では、「新任の先生方も簡単に使いこなせる」ことにも繋がると語られました。 もう一つのOCSの最大のメリットは、「実際に外来をしていて、レスポンスでストレスを感じることはほとんどありません」 と福田先生がおっしゃるようにレスポンスの速さです。

各々のファイルシステムの特長を活かしたシステム構築
RDBだけではなく、ISAM、PDF、XMLなどのファイルシステムを有効に活用
年度管理で何年経っても変らぬレスポンスを実現
効果1:患者様との情報共有、診療スタッフ間の情報共有を実現
導入効果について、現場の立場からのご意見として福田先生にお聞きすると 「患者様との情報の共有が、あるいはチーム間、スタッフ間での情報の共有が非常に簡単にできるようになった」 と語られました。つまり診療の場において、インフォームドコンセントなどのときに患者様に分かりやすく説明するために画像等を用いて、しっかりとご理解いただけるということです。 もちろん、スタッフ間でも、電子カルテシステムがオーダリングシステムや看護支援システムと連携する事により 「チーム医療が重視される昨今ですから、チーム間での看護師さんやあるいは薬剤師さんなどが、我々医師のカルテを読める。逆に我々が彼女たち、彼らたちの情報を簡単に共有できる」 のが大変良いとご評価をいただきました。
効果2:情報への簡単なアクセスによりスタッフの業務の合理化
さらに、導入効果として 「診療情報へのアクセスが非常に便利になった」 点を挙げていただきました。 京都第一赤十字病院様は非常に歴史も長く、大変広いため病棟間の距離もあり、その都度病棟へ行って指示を出すと言うのは医師にとっても負担となっていたようです。 しかし、このOCSが導入されてから、院内のどこの端末でも、電子カルテシステムに簡単にアクセスできるため、 「外来から病棟の指示や、あるいは他の病棟から病棟指示を出す事が可能になりましたので、非常に業務が合理化された」 と語られました。
![]() |
![]() |
| 京都第一赤十字病院 看護部長 松本 尚子 様 |
|
- 松本看護部長より 導入についてのコメントをいただきました。
- ファイル形式:Windows Media Video形式/ビットレート:282kbps
システム構築のポイント
安全なシステムの構築が最優先
松本看護部長から最初にご指摘のあったポイントは「安全の確保」でした。 そのために、現場の看護師の方々にPDAを通じてシステムにアクセスし、処方量のチェックや患者様の取り違えを防げるようにいたしました。 またPDAからカルテをいつでも参照でき、患者様の安全を確保しています。 次に松本看護部長からのご提案は、 「効果的で効率的な看護記録」 でした。 この件については相当な時間をかけて検討していただき、結果 「患者様の状態に対応した看護計画や実施評価が確実にその都度進行するようになっておりますし、いつでも誰でも患者様の状態が分かるようになった」 とご満足いただけました。 次に看護管理への活用も視野に入れ、看護必要度を取り入れています。 今後の病床編成等にも活用していただけるようなシステムが構築できました。 もちろん、本来の病床管理も 「一目で稼働状況が分かるようになっていますので、迅速な対応が出来るようになりました」 と松本看護部長は、現在の導入効果を語られました。
![]() |
![]() |
| 京都第一赤十字病院 看護師長 中村 肇美 様 |
|
- 中村看護師長より 導入についてのコメントをいただきました。
- ファイル形式:Windows Media Video形式/ビットレート:282kbps
システムの特長
患者様へのより高いサービスが実現
現場で看護支援システムや、その端末であるPDAに日々触れられている現場の声を中村師長からお聞きしました。 一番に挙げていただいたのは 「情報の共有化という点で優れている」 との事です。 特に現場で使用する端末PDAに関して、 「援助の内容だとか医師のオーダをその場で確認ができる」 点を挙げていただき、患者様個人のスケジュールも 「『明日は何があるんですか』という風に聞かれても、一旦ナースステーションに戻って確認をして伝えると言う風になっていましたが、 今回のシステムでは、その場で即座にPDAを使って確認できるので、患者様に待たせる時間もなく、とってもスムースにいっています。 非常に喜ばれていると思います」 と語られました。 業務負担軽減の点では、タッチの数が少ない点を挙げていただきました。 中村師長は 「ベッドボードを基点にして、患者様の情報を全部開いていけますので、あちこち開けていかなくてもいいので非常に使いやすいなと感じています」 とご評価をいただきました。
今後の展望
- 藤本副院長より 今後の展望についてのコメントをいただきました。
- ファイル形式:Windows Media Video形式/ビットレート:282kbps
Webシステムの導入を図りより質の高い診療を目指します
現在、京都第一赤十字病院様に導入させていただいたOCSは、病院内外からさらなる発展的活用が期待されています。
導入の中心的人物である藤本副院長は、 「医療情報システムというのは病院におきましては、決して利潤を生む資本投資ではないわけです。 そういう意味では、出来るだけ経費をかけずに使い勝手のいいものができることが一番」 との認識を述べられ、 「さらなる付加機能として、原価管理、物流管理、それから手術の管理システムなどをOCSデータの中で構築する」 というごく近い将来の展望を語られます。さらに京都第一赤十字病院様は地域医療支援病院であり、地域がん診療の連携拠点病院になっておられ、 「がん登録や退院サマリーなどをスムースに作成していくことが、診療の質を高める最大のポイントの一つ」 と考えられています。 しかしこのような付加機能は、OCSの中で構築を試みれば、システムの最大の利点であります“レスポンスの速さ”と言うものが、損なわれる可能性があります。 そこで 「Web システムというものを併設させることによって、その中で解決して行こうと今現在、約一年の計画でそのシステムを開発しているところです。 それが完成しますと、速くて、様々な情報が同じ端末から共有できるシステムになっていくと私どもは期待しています」 と、藤本副院長からお言葉をいただいています。
両備システムズは、京都第一赤十字病院様の今後の役割をさらに充実・発展させるためOCSを大きく進化させていきます。
付加される機能

診療の質的向上のために

京都第一赤十字病院様 導入システム概要









